世田谷246マラソン

大町アルプスマラソンが終わって、キロ4分半についていけなかったのは結構ショックで、まだまだサブスリーには近づけていない現実に思い知らされた。

それからスピードを意識した練習を取り入れるがなかなかスピードも上がらない。
そんな中で○矢さんとの代々木でのビルドアップ走は良い刺激になった。1人ではなかなか出せないスピードが出せた。
2週間が過ぎ湘南の試走で35kmを走りスピードはゆっくりだが距離は十分。次の神戸に向けても良い練習になった。
世田谷246は出来ることなら自己ベストの1時間27分6秒を切っておきたい。と思って調べたら2011年の丹波もみじの里ハーフが自己ベストだと思ったら、2014年の東京マラソンでの中間地点が1時間27分03秒でこれがハーフの自己ベストだ!

しかし今回の246マラソンのコースをイメージしてみて1時間27分を切るのは非常に厳しい・・・。
それで大会前々日の金曜日に一人で駒沢公園をマジ走りで5km測ってみた。
結果は21分02秒。うーん、ちょっと厳しすぎるな・・。

Jack Daniels'  Running Calculatorに入れてみたらハーフマラソンは1時間36分37秒と出る。ペースは4分36秒。
現実はこんなもんやろうな・・?
それでもう1度レースプランを練り直してみた。

ポイントは前半246号線に出て二子玉川までの5kmは下り。後半15kmを過ぎてすぐ目黒通りに入って急な坂。
5km  20:50(4:10/km)
10km 21:15(4:15/km)
15km 21:40(4:20/km)
20km 21:40(4:20/km)
Goal     4:40(4:15/km)
Total   1:30:05(4:16/km)

と5kmごとのペースをこのような目標に変えた。
トータル1時間30分を切ってないが、駒沢公園にこのペースで入ったら根性を出せるやろう?という計算。

【実際】
5km  20:50(4:10/km)→ 20:35(4:07)
10km 21:15(4:15/km)→ 21:05(4:13)
15km 21:40(4:20/km)→ 21:20(4:16)
20km 21:40(4:20/km)→ 21:44(4:21)
Goal     4:40(4:15/km)→   4:32(4:08)
Total   1:30:05(4:16/km)→ 1:29:17(4:08)

実に見事な走りです。自分で言うのもナンですが(笑)

当日の天気は雨。小雨といっても傘は要る降りかた。
受付など全てがスムーズで大会運営が素晴らしい!
あまり雨に濡れない場所で流しを5本ほど、同じところを大学生たちが走っていたが、軽やかな走りと蹴り足の力強さが羨ましい!

トラックのCブロックからのスタート。
「うわーっ、結構前が支えるな!」という感じで、公園を出るまではちょっとストレスを感じる。
しかしこれぐらいが飛ばし過ぎずにちょうどいいか!と自分に言い聞かせる。
公園を出てすぐに1時間半のペースセッターが横に。246号に入ってしばらく併走したが、二子玉川までは下っているので前に出ることにした。2km地点で8分半、ペースは取り戻したが最初の1kmは遅かったはずなのでちょっと飛ばし過ぎかも?
しかしキツイ!呼吸が乱れる!「このペースは続かんな!」と思いながら何とか5km通過。キツイ!!
二子玉川から多摩堤通りに曲がって少しペースが落ちたのが分かったがこのまま維持しよう!「淡々と行こう!」と言い聞かせる。5km〜6kmが4:15/キロ。よしこれで行こう!
駒沢大学のグランドを曲がってリコーグランドを過ぎたあたりでちょっと落ち着いて来た。「いい感じ!」このペースは行けそう。と思えた。4:15/キロをキープ。
砧浄水所の折り返し地点、場所がイマイチ分かってなかったがやっぱり思ったところで合っていた。
しかし10km地点を見過ごしラップを押せなかった。でも焦らず河川敷は4:15/キロをキープ。(いい感じ)
兵庫橋を駆け上がりクネクネと曲がってまた多摩堤通りの広い道に出る。
走りながら目黒通りの最初の坂をしっかり登るイメージをする。登ってからが勝負!1時間半切りいけるぞ!とちょっと思う。

多摩堤通りに出て目黒通りに来る迄が結構遠く感じる。前をちょっと太った人が走るが抜けない。(自分より太ったやつに負けるのは辛い)
15km地点を通過してすぐ、いよいよ目黒通りの坂!
3回ぐらい試走して大したことない!と思った。

しかし大したことあった!坂の真ん中ぐらいが結構キツかった・・・。
登りきったが脚にきてスピードが戻らない(1回くだり坂が欲しい〜!)登って16km地点で4:34/キロ、まっ許容範囲。ここから戻せばいける!
でも目黒通りはジワ〜っと登る。
ここは耐えよう!それで公園勝負!何とかいける?

目黒通りから駒八通りへ、するとまた登り坂が見えて来た。(おいおいまた登りかよ!)これまた結構きつい。
集団がラスト上げにかかって数人に抜かれる(ホンマ登りに弱いな・・・)
目黒通りからのアップダウンは結構こたえた!

駒八通りを登りきり、駒沢通りに入って公園が見えた!
とそこへ1時間半のペースセッターに追い越される!(おい、来たんかい!)
そりゃ、ここまで来て置いていかれてたまるかい!と必死に着く。
公園に入る。慣れ親しんだ公園に入る、しかも公園最大の下り!
ここで一気にペースセッターから前に出る!1時間半切りは行けそう、でもまだ分からん!
今度は公園最大の登り!スピード出ない・・けど必死に走る。
ようやく20km地点、タイムは1:24台!よし後5分ある。いけるやろ!

周回コースから中に入り競技場を目指す。
競技場に入る、ブルーのトラックがやけに明るい!ゴールのタイマーが1時間29分10秒くらい。
オォーいけた。やっとここで確信。はぁー良かった。

いや〜前半7kmぐらいまでがキツかった。
その後の河川敷から目黒通りまでは比較的しっかりと淡々と走れて良かった!
後半のアップダウンの揺さぶりはこたえたな〜。

とまあプラン通りの走りが出来て100点満点というところ。
サブスリーにはまだ厳しいが現時点ではよしとしよう。

ハーフ 1時間29分17秒をJack Daniels'  Running Calculatorに入れてみると
フルマラソンは3時間6分03秒となった。
これで来週の神戸マラソンは目標3時間10分切りとしよう!

大町アルプスマラソン

今シーズンの1本目、大町アルプスマラソンに行って来ました。

今回は往復を高速バスで新宿ー信濃大町駅の直行便で行くことに。

前日夜の7時半ごろ信濃大町駅に到着、ひっそりとする駅前にはラーメン屋さんが1軒、そこには表に3人の大学生のような3人が並んでいてとりあえず他がないのでそこに並ぶ。
駅前も人気がなく、ランナーらしき人が全くいない、明日本当にここであるのかな?と不安になる程。

ラーメン屋に入ると前の3人もどうやら走りに来たようだった。

食べ終わってタクシーに乗り大町温泉郷の少し奥にある大西荘という民宿に。
民宿らしい民宿、古いけど小綺麗にしている。
「ここは、温泉ですか?」とおばちゃんに聞くと
「そう、沸いてるんじゃないけど持って来てるの、温泉郷は湯が足りないから水で薄めて沸かしてるけど、ここは薄めてないよ」

その温泉に入ってみた。
2人くらい一緒に入れる大きさでめっちゃ熱い!
気合を込めて浸かったら気合が入って来た!
明日は全力で行こうと!

朝は大町温泉郷まで行くと会場に行けるシャトルバスがあるようだったけど会場までアップがてら走って行くことに。
ちょうどマラソンコースのようで良かったがちょっと遠かった(7kmぐらい)

レース用のシャツを来て行ったので汗をかいてちょっと冷えてきた。外はちょっと寒くて出来るだけ体育館の中にいて20分前にぐらいに先頭集団に並ぶ。

目標は『キロ4分半ペースで行けるところまで行くこと!今の全力を出すこと!』

スタート
軽く抑え気味に入ったが1kmは4:17ぐらい、ちょっと速いなと思いながら抑えたつもりがあまり抑えられなくて5kmは21:01とサブスリーペース。スタートから8kmぐらいまでは下っていて一旦そこで折り返し。
押し返したらじわじわと登りが続く。

9kmぐらいから盲人とその伴走ランナーがちょうど良さそうだったので後ろにつかしてもらった、しかし11km地点で千切れる!
4:45が精一杯。

それでもガタ落ちせずに粘って走る。
中間地点で1時間36分・・・。「え〜遅いなあ」とちょっとガッカリするもその先から下が始まり淡々と走れた。
約28kmの折り返しでさっきの盲人ランナーが意外に近いことが分かった。
折り返して少しして盲人ランナーの伴走が歩き出した、苦しそうだ。
「頑張って!」と声をかけて抜くが「お前も頑張れよ!」状態だったので伴走を代わってあげることは全く思わなかった。

しばらく走っているとまた盲人ランナーに抜かれた、伴走は一般ランナーに代わっていた。
一番苦しい30kmくらいから伴走を代わってあげるとは、なかなかエライ奴やなと感心した。

ここを登りきったらあとはゴールまで下るだけ!とその一心で登りを堪えながら走る。
34km地点で登りが終わり、今朝走ったところにたどり着いた、逆算するとギリギリ3時間20分を切れそうなので頑張る!

下も手伝ってキロ4分台はキープしている。
40km地点で3時間9分ほど。このまま4分台をキープすれば行ける!
と手ごたえはあったがゴールしたのは3時間19分28であまり余裕がなく危なかった!

2014年2月の東京マラソン以来約1年半ぶりのフルマラソン。
やっぱりフルマラソンはしんどいわ。
特に今回は元気なはずの前半がしんどくてものすごく長く感じた。
10月2日に駒沢公園で1人42km走をしたので後半タレずに最後まで走れたのは練習の成果かなと感じた。

正味9月の13日ごろから真面目に練習を再開したので約1ヶ月でここまで持ってこれたのは良かった。

次の神戸マラソンに向けてはやはりスピード練習をしないとサブスリーは見えてこない。
まずは11月8日の世田谷246ハーフでどれくらいのタイムを出せるかが大事。

ひとまず今シーズンのスタートはまずまずで走れた!



シューズ

4月に初めてターサー・ジールというシューズを履き始めてようやく新しいシューズに履き替えます。

今度はターサーJAPANに戻りました。

ターサーJAPANを4足履き続けてなかなか限定色が手に入らず、しかもネットでも14000円台と高くなってきたので一度ターサージールにしました。さすがに最初は違和感がありましたが徐々に馴染んで結局1200kmほど走りました。履きすぎですね!

TJ1.jpgTJ2.jpg


全然拇指球で蹴れてないですね・・。

今度のターサーJAPANは2015限定色がネットではどこも売り切れていて諦めていましたが、たまたま渋谷のアートスポーツにエナジージェルを買いに行った時に『おおっ!あるやん!』とちょっとビックリ!すかさず購入しました!

tarther.jpgやっぱりターサーJAPANの履き心地は最高です。
今シーズンはフル5本を予定しているので、貴重なターサーJAPANはレース用にして普段は違うのを履こうと思いますが、まず1発目は今週日曜日に大町アルプスマラソンです!

歩くスピード

昨日駒沢公園まで走ろうと走り始めたがふくらはぎに違和感があったので約2.7kmを歩いた。

それで駒沢公園に着いてから歩くスピードを測ってみた。

まずは普通に歩いた1km=10:34、

次にちょっと早歩き=9:42

このスピードでフルマラソンを全部歩いたら7:25:52なのでさすがに東京マラソンでも制限時間は7時間なのでアウト!

さらに東京マラソンでは細かい関門とスタートのロスがあるのでそれを考慮すると、

スタートが最後尾としてロスは25分。

一番厳しい関門が10.5km地点の内幸町までが平均8:29/キロのペースで行かないと間に合わない。

その次もキロ8分台で走らないと引っかかる関門があるので平均8:29/キロのペースのまま30km地点まで走れば、

残り12.195kmをキロ10:34のペースで歩いても6時間23分、これにスタートのロスを25分足しても制限時間に12分早く完走出来るという計算になる。
前半の途中にトイレに並ぶようなことがあると結構厳しいと思うが、まあ完走率96%の大会なので4%の人たちはどういう経緯で応募したのか、当選してからどうしてたのかインタビューしてみたい。

砧公園での結婚式

砧公園の話題を引き続き。

砧公園を走っていると、世田谷美術館のレストランで結婚式をしている光景を時々見る。

レストランの外でランニングコースの横でやるのでウエディングドレスの花嫁さんをよく見ることが出来る。

ちょうど先日も始まるところで、木陰に花嫁と花婿とそのどちらかのお父さん、お母さんが木陰に隠れて入場を待っていた。

花嫁はお母さんらしき人と手をつないで待っていた。

司会者が
『ではまず新郎の⚪︎⚪︎さんがお父さんにエスコートされての入場です!!』

と新郎とお父さん、さすがに手はつないでなかったように思うが、『なんでやねん!』と思わず言ってしまいそうになるくらい気持ち悪い光景だった。







砧公園での危険

今日はペース走をしようと砧公園へ。

ちょっと不安な4:30/キロのペースで10km走る予定。

いきなり入りの1kmが3:58! アカン速すぎた!

2周目に入ってちょうど4分半のペースに落とせたがすでにいっぱいいっぱいい!

2周目を終わるところで狭いコースの右側をお父さんと中学生くらいの男の子の2人が横に並んで歩いていた。

その2人の横を通過しようとしたその時、ちょうど2人隠れていたところから1歳代の子供がコースを横切った。

「ワァーッ!!」とか何とか声が出た、左側にいたお母さんも「キャーかワァー」の声が出てた。

一瞬スピードを落として止まったような横にかわしたような・・あまり覚えてないけど、衝突を回避できてそのままの勢いで走り続けたが。

4:30のスピードでもまともに1歳ぐらいの子供に衝突してたらと思うとゾッとした。

砧のあぁいうところは非常に危ない。

しかしその後急にスピードを落としたせいか右のふくらはぎに急に痛みが出始め走れなくなった。

砧公園でのスピード練習は気をつけなければいけない。

心がポキっとね

なんかそんなタイトルのドラマがあったような気がしますが。

私自身もしょっちゅう心がポキっと、いやポキポキと折れます。

昔テレビを観ていてシンクロナイズドスイミングの奥野選手だったと思うが「スポーツとは?」という問いに対して、
『自分のリミッターを外せるかどうか!』というような答えをしていた。

「いやーかっこエエこというなぁ!」と感心しましたが。

マラソンには「距離」と「スピード」のリミッターそれに「体」と「心」のリミッターがあるのではないかと思います。

トレーニングの原則のなかに「オーバーロードの原則」というのがありますが、前回のトレーニングよりも1回でも1kgでも負荷をかけましょう。というもので同じことを続けていても成長はないということですね。

「距離」と「スピード」のリミッターにはそれぞれ「心」のリミッターが付きまとい先に心のリミッターにスイッチが入るといわゆる心が折れてしまう状態になり、「距離」も「スピード」も伸ばせません。
しかし「心」のリミッターにスイッチが入るのを抑えれれば「距離」も「スピード」も伸ばすことが出来たとしても調子に乗りすぎると「体」のリミッターが壊れてしまいます。

トレーニングには「超回復」という言葉もありますが、前回よりも負荷をかけたトレーニングが出来た後適度な休養や栄養を摂ることで前回よりも高いレベルに回復するということ。
前回よりも負荷をかけたトレーニングを出来たということは超回復がうまくいった。逆に前回より負荷をかけれなかった場合は超回復がうまくいかなかったということが言えますね。

こう考えてみると、まずは盤石な「体」があれば強い「心」が持てる。そうすれば「距離」も「スピード」も伸ばせる。そう思います。


コンプレッション・タイツの効果

先日の練習会で話題になったコンプレッション・タイツの効果について拾い読みしてみた。

日本でこのタイプのウエアで有名なメーカーのタイツは再度に硬い素材が使われているため、膝を曲げた後すぐにピンと伸びようとする力が働くために「膝が伸びやすい」「走りやすい」「アウピードが出る」というような感覚?がるとある大学の先生から聞いたことがある。
ではその分曲げる時に余計な力が働いて疲労するのではないか?という疑問はすぐに起こるが実際の効果は定かではない・・。

ランニングにおけるストライドの関係について書いた論文を探していたら、Compression Garmentsについての論文が多数ヒットしてきたのでついつい横道にそれていってしまった。

運動後にこの手のコンプレッション・タイツなどを着用した場合に疲労回復効果があるか?というような論文が目に付いた。

日本ではどこが一番早いのかはわからないが、ワコールのCW-Xがテーピングの機能を兼ね備えたタイツというようなコンセプトで使う人が徐々に多くなって来たような記憶がある。

そして日本での人気を一気に加速させたきっかけは『SKINS』ではないかと思う、今から8〜9年前頃でしょうか?

SKINSは運動後に着用することで疲労回復が促進されるというようなコンセプトであったように思う。

論文を見ていると、「運動後に着用した時の疲労回復の効果」などについてのものが多い。

10こほどの論文をざっと見てみると、効果を否定するものはなかったが、「影響があるかもしれない」にとどまるものが多かった。

私の見解からすると、冬場の寒い時期に短パンだけでは寒いので防寒の効果と、長いのを履いている割にはパフォーマンスに影響が少ないというのが紛れもない効果であって、疲労回復やパフォーマンス向上には期待していない。

しかしどんな寒い時期であっても日本のトップランナーや一般のエリートランナーがレースで履いているところをほとんど見たことがない。
それが現実のような気がする。

ストライド測定

9月2日の練習会では50mを正確に測り、そこを4種類のスピードで走った時の歩幅を数えてもらいました。
以下の表は日本の女子のトップ選手のデータ参考に付け加えた結果です。
(データの参考基はhttp://beijing2008.nikkansports.com/rensai/rensai_noguchi.html

こうしてみてみると、トップ選手のマラソン時のストライドは我々のほぼ全力疾走のストライドであることが分かります。
全体的にマラソンペースとジョギングペースのストライドが同じくらいですね。
マラソンレースの後半はこれよりももう少し狭くなるかもしれません。

でもダッシュではみなさん身長比が0.9前後ありますので伸び代は十分ありますね!
トップ選手のレベルではストライドを伸ばすのに制限因子は関節や筋肉の問題が出てくる可能性がありますが、我々一般ランナーはスピードが上がるとストライドも広がります。
でもスピードが上がると心拍数も上がりすぐにしんどくなって長続きしません・・。

たまにはペースを上げた練習も必要ですね。

練習あるのみ!ってことですか。


stride.jpg

東京五輪エンブレムやり直し

あ〜スッキリした。

デザインが発表された時点からパクってるとか抜きにして、嫌いなデザインで個人的に酷評してた五輪エンブレムがやり直しになって本当によかった!

競技場も大事だけどこういうシンボルも非常に大事だと思う。
五輪エンブレムがいいから国民が一体となって五輪を盛り上げるとはならないだろうけど、こんなケチのついたエンブレムでは見るだけでテンションが下がる。

競技場もやり直し、エンブレムもやり直し。
何やってんの?という話だけど、いろんな膿がやる前に出てくるのはいいこと。この際もっと出てきたらエエのに!

クーベルタンが唱えたオリンピックの精神とは「スポーツを通して心身を向上させ、文化・国籍などさまざまな違いを乗り越え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって、平和でよりよい世界の実現に貢献すること」
とあるが、「連帯、フェアプレーの精神」がこのやり直しにつながったのではないかと思う。

特にパクリ・デザインの元ネタを素早く指摘する人たちは素晴らしいと思う。
しかし出てるものが次から次へと見事にパクってるのも凄いけど・・。

だいたい、競技場にしてもエンブレムにしても誰がどこで決めてんのよ?
責任を取らない組織委員会の会長さんは誰が決めたの?
今回のパクったデザイナーもとんでもないけど、このデザインを擁護した人たちは非常に怪しい。(理解できない)

被災した女川町の女川復興連絡協議会は当時還暦だった会長が「還暦以上は口出すな!」と言って若いもんに任せ、復興が加速している。
大会組織委員会もこうあって欲しいものだ。

しかしこのデザイナー、自分から潔く辞退すれば良かったと思うけど、正当なデザイナーとしてはもうやっていけないだろうな・・。
これまでの作品の多くが無断引用のようだし、自らをデザインコメディアンとツイートしてたようだから救いようがない。

開き直って「パクリエーターです!」なんてヘラヘラしながらテレビに出てくるのだけは止めてほしい。
多分、言い訳本くらいは出版するんだろうな?


今回、エンブレム取り下げが決まってからツイートではこれがウケたな。