2015年9月アーカイブ

歩くスピード

昨日駒沢公園まで走ろうと走り始めたがふくらはぎに違和感があったので約2.7kmを歩いた。

それで駒沢公園に着いてから歩くスピードを測ってみた。

まずは普通に歩いた1km=10:34、

次にちょっと早歩き=9:42

このスピードでフルマラソンを全部歩いたら7:25:52なのでさすがに東京マラソンでも制限時間は7時間なのでアウト!

さらに東京マラソンでは細かい関門とスタートのロスがあるのでそれを考慮すると、

スタートが最後尾としてロスは25分。

一番厳しい関門が10.5km地点の内幸町までが平均8:29/キロのペースで行かないと間に合わない。

その次もキロ8分台で走らないと引っかかる関門があるので平均8:29/キロのペースのまま30km地点まで走れば、

残り12.195kmをキロ10:34のペースで歩いても6時間23分、これにスタートのロスを25分足しても制限時間に12分早く完走出来るという計算になる。
前半の途中にトイレに並ぶようなことがあると結構厳しいと思うが、まあ完走率96%の大会なので4%の人たちはどういう経緯で応募したのか、当選してからどうしてたのかインタビューしてみたい。

砧公園での結婚式

砧公園の話題を引き続き。

砧公園を走っていると、世田谷美術館のレストランで結婚式をしている光景を時々見る。

レストランの外でランニングコースの横でやるのでウエディングドレスの花嫁さんをよく見ることが出来る。

ちょうど先日も始まるところで、木陰に花嫁と花婿とそのどちらかのお父さん、お母さんが木陰に隠れて入場を待っていた。

花嫁はお母さんらしき人と手をつないで待っていた。

司会者が
『ではまず新郎の⚪︎⚪︎さんがお父さんにエスコートされての入場です!!』

と新郎とお父さん、さすがに手はつないでなかったように思うが、『なんでやねん!』と思わず言ってしまいそうになるくらい気持ち悪い光景だった。







砧公園での危険

今日はペース走をしようと砧公園へ。

ちょっと不安な4:30/キロのペースで10km走る予定。

いきなり入りの1kmが3:58! アカン速すぎた!

2周目に入ってちょうど4分半のペースに落とせたがすでにいっぱいいっぱいい!

2周目を終わるところで狭いコースの右側をお父さんと中学生くらいの男の子の2人が横に並んで歩いていた。

その2人の横を通過しようとしたその時、ちょうど2人隠れていたところから1歳代の子供がコースを横切った。

「ワァーッ!!」とか何とか声が出た、左側にいたお母さんも「キャーかワァー」の声が出てた。

一瞬スピードを落として止まったような横にかわしたような・・あまり覚えてないけど、衝突を回避できてそのままの勢いで走り続けたが。

4:30のスピードでもまともに1歳ぐらいの子供に衝突してたらと思うとゾッとした。

砧のあぁいうところは非常に危ない。

しかしその後急にスピードを落としたせいか右のふくらはぎに急に痛みが出始め走れなくなった。

砧公園でのスピード練習は気をつけなければいけない。

心がポキっとね

なんかそんなタイトルのドラマがあったような気がしますが。

私自身もしょっちゅう心がポキっと、いやポキポキと折れます。

昔テレビを観ていてシンクロナイズドスイミングの奥野選手だったと思うが「スポーツとは?」という問いに対して、
『自分のリミッターを外せるかどうか!』というような答えをしていた。

「いやーかっこエエこというなぁ!」と感心しましたが。

マラソンには「距離」と「スピード」のリミッターそれに「体」と「心」のリミッターがあるのではないかと思います。

トレーニングの原則のなかに「オーバーロードの原則」というのがありますが、前回のトレーニングよりも1回でも1kgでも負荷をかけましょう。というもので同じことを続けていても成長はないということですね。

「距離」と「スピード」のリミッターにはそれぞれ「心」のリミッターが付きまとい先に心のリミッターにスイッチが入るといわゆる心が折れてしまう状態になり、「距離」も「スピード」も伸ばせません。
しかし「心」のリミッターにスイッチが入るのを抑えれれば「距離」も「スピード」も伸ばすことが出来たとしても調子に乗りすぎると「体」のリミッターが壊れてしまいます。

トレーニングには「超回復」という言葉もありますが、前回よりも負荷をかけたトレーニングが出来た後適度な休養や栄養を摂ることで前回よりも高いレベルに回復するということ。
前回よりも負荷をかけたトレーニングを出来たということは超回復がうまくいった。逆に前回より負荷をかけれなかった場合は超回復がうまくいかなかったということが言えますね。

こう考えてみると、まずは盤石な「体」があれば強い「心」が持てる。そうすれば「距離」も「スピード」も伸ばせる。そう思います。


コンプレッション・タイツの効果

先日の練習会で話題になったコンプレッション・タイツの効果について拾い読みしてみた。

日本でこのタイプのウエアで有名なメーカーのタイツは再度に硬い素材が使われているため、膝を曲げた後すぐにピンと伸びようとする力が働くために「膝が伸びやすい」「走りやすい」「アウピードが出る」というような感覚?がるとある大学の先生から聞いたことがある。
ではその分曲げる時に余計な力が働いて疲労するのではないか?という疑問はすぐに起こるが実際の効果は定かではない・・。

ランニングにおけるストライドの関係について書いた論文を探していたら、Compression Garmentsについての論文が多数ヒットしてきたのでついつい横道にそれていってしまった。

運動後にこの手のコンプレッション・タイツなどを着用した場合に疲労回復効果があるか?というような論文が目に付いた。

日本ではどこが一番早いのかはわからないが、ワコールのCW-Xがテーピングの機能を兼ね備えたタイツというようなコンセプトで使う人が徐々に多くなって来たような記憶がある。

そして日本での人気を一気に加速させたきっかけは『SKINS』ではないかと思う、今から8〜9年前頃でしょうか?

SKINSは運動後に着用することで疲労回復が促進されるというようなコンセプトであったように思う。

論文を見ていると、「運動後に着用した時の疲労回復の効果」などについてのものが多い。

10こほどの論文をざっと見てみると、効果を否定するものはなかったが、「影響があるかもしれない」にとどまるものが多かった。

私の見解からすると、冬場の寒い時期に短パンだけでは寒いので防寒の効果と、長いのを履いている割にはパフォーマンスに影響が少ないというのが紛れもない効果であって、疲労回復やパフォーマンス向上には期待していない。

しかしどんな寒い時期であっても日本のトップランナーや一般のエリートランナーがレースで履いているところをほとんど見たことがない。
それが現実のような気がする。

ストライド測定

9月2日の練習会では50mを正確に測り、そこを4種類のスピードで走った時の歩幅を数えてもらいました。
以下の表は日本の女子のトップ選手のデータ参考に付け加えた結果です。
(データの参考基はhttp://beijing2008.nikkansports.com/rensai/rensai_noguchi.html

こうしてみてみると、トップ選手のマラソン時のストライドは我々のほぼ全力疾走のストライドであることが分かります。
全体的にマラソンペースとジョギングペースのストライドが同じくらいですね。
マラソンレースの後半はこれよりももう少し狭くなるかもしれません。

でもダッシュではみなさん身長比が0.9前後ありますので伸び代は十分ありますね!
トップ選手のレベルではストライドを伸ばすのに制限因子は関節や筋肉の問題が出てくる可能性がありますが、我々一般ランナーはスピードが上がるとストライドも広がります。
でもスピードが上がると心拍数も上がりすぐにしんどくなって長続きしません・・。

たまにはペースを上げた練習も必要ですね。

練習あるのみ!ってことですか。


stride.jpg

東京五輪エンブレムやり直し

あ〜スッキリした。

デザインが発表された時点からパクってるとか抜きにして、嫌いなデザインで個人的に酷評してた五輪エンブレムがやり直しになって本当によかった!

競技場も大事だけどこういうシンボルも非常に大事だと思う。
五輪エンブレムがいいから国民が一体となって五輪を盛り上げるとはならないだろうけど、こんなケチのついたエンブレムでは見るだけでテンションが下がる。

競技場もやり直し、エンブレムもやり直し。
何やってんの?という話だけど、いろんな膿がやる前に出てくるのはいいこと。この際もっと出てきたらエエのに!

クーベルタンが唱えたオリンピックの精神とは「スポーツを通して心身を向上させ、文化・国籍などさまざまな違いを乗り越え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって、平和でよりよい世界の実現に貢献すること」
とあるが、「連帯、フェアプレーの精神」がこのやり直しにつながったのではないかと思う。

特にパクリ・デザインの元ネタを素早く指摘する人たちは素晴らしいと思う。
しかし出てるものが次から次へと見事にパクってるのも凄いけど・・。

だいたい、競技場にしてもエンブレムにしても誰がどこで決めてんのよ?
責任を取らない組織委員会の会長さんは誰が決めたの?
今回のパクったデザイナーもとんでもないけど、このデザインを擁護した人たちは非常に怪しい。(理解できない)

被災した女川町の女川復興連絡協議会は当時還暦だった会長が「還暦以上は口出すな!」と言って若いもんに任せ、復興が加速している。
大会組織委員会もこうあって欲しいものだ。

しかしこのデザイナー、自分から潔く辞退すれば良かったと思うけど、正当なデザイナーとしてはもうやっていけないだろうな・・。
これまでの作品の多くが無断引用のようだし、自らをデザインコメディアンとツイートしてたようだから救いようがない。

開き直って「パクリエーターです!」なんてヘラヘラしながらテレビに出てくるのだけは止めてほしい。
多分、言い訳本くらいは出版するんだろうな?


今回、エンブレム取り下げが決まってからツイートではこれがウケたな。